- 2023年入社
- 調理
RECRUITING SITE
2024年10月取材時
好き嫌いが多い子どもだったんです。6歳くらいだったと記憶しています。親が中華に連れて行ってくれたとき、八宝菜や青椒肉絲を食べたらおいしくて。中華だと苦手な野菜をパクパク食べられたんです。
熊本が出身なんですが、小学校低学年のときに八仙閣へ親が連れて行ってくれたそうです。実は子どものころからご縁をいただいてたんですね。
いろんな飲食を経験してから、思い出の味の店に入れたことは家族も喜んでいて。これまでいくつかの飲食店での経験はありますが、中華ははじめて。入社してから半年間は本店で働いて基礎を学びました。そのあと春日店で酢豚やエビチリなどをつくる揚げ場を担当しています。
はじめ、中華専用の火力の強さにびっくりしました。なんせこれまで経験したのはイタリアン、ステーキレストランなどですから。さすが中華だなと感激しました。火をもっとうまく使いこないしたいなって。
そして、中華ならではの鍋振りと包丁使いは鍛錬の日々です。鍋振りは入社したころ、朝1時間ほど早く出社して練習しましたね。塩や水を鍋に入れて、中身がこぼれないように振るといいよと教わって。繰り返し繰り返しを重ねて体に染みつけたい、そんな思いで必死でした。
また、尊敬する先輩からは「料理は包丁にはじまりは包丁に終わる」と常に言われています。刃の幅が広い包丁一本で、細かく切る、大きく切る、側面を使って素材を叩く、潰すなどあらゆる作業をこなせるようになりたい。包丁一本ですべてを仕込み、鍋振り、火の使い方も習得して料理の幅を広げることが密かな野望です。
ほかにも、入社後にびっくりしたのは注文票の料理名がすべて中国語表記だったこと。はじめはすぐに分からなかったのですが、中国語の料理名は、調理法や素材を示しているので慣れてくるとそんなに難しいことではありませんでした。日々、学ぶことの楽しさを感じています。
あるお客さまにエビチリをお出しした時に、「おいしかったよ」とお褒めの言葉をいただき追加注文されたときはとてもうれしかったです。まだ、自分自身が感激した八宝菜や青椒肉絲をつくる立場ではないですが、早くメイン料理のポジションについてお客さまに感動してもらいたい。舌の肥えたお客さまにどんな料理も自信を持ってお出しできる未来の自分を思い描いています。八仙閣は教えてくれる環境がしっかりあるので、真摯に励めば早い段階でスキルが身に付くと信じています。
MESSAGE
老舗の中華店なので最初は気難しいのかなと思っていましたが、先輩たちは教えることが好きな方が多く真摯な印象ですので、とても働きやすいです。担当の揚げ場では、具体的な目標を料理長と考えて進めていき、達成できるまでにサポートがしっかり入るので安心して働ける環境です。
VIEW MORE